★★☆ 販促 虎の巻 ☆★★

 
お店の集客にお役立ち!?
トンボがたくさんいます!?
印刷会社では、トンボをいたる所で見ることができます。


制作のデータ上にいるんですね、これが。
本物みたいに羽も足もありません。単なる棒です、棒。

しかし、重要な役割があるんですよ。

more..
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校正のやりとりについて
印刷物の作成となると、何度か校正のやりとりが必要になります。

最近は簡単にPDF校正、すなわち制作した印刷用データをPDF形式で保存してそれをメールに添付して校正用に送ることもずいぶん増えてきました(PDFとは「Portable Document Format」の略で、相手のコンピュータの機種や環境によらず、オリジナルのイメージをかなりの程度正確に再生することができます)。

ただし色に関しては、どうしてもモニターやプリンタの特性に色味が依存してしまうので、送信側と受信側に色の差異が生じてしまい、現時点では正確な色校正としては使えません。
そのため当店では、原則、最終校正前に一度簡易色校正紙をお客様へお送りし、ご確認いただいております。

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最後に「製本」です
「製版」「印刷」ときましたので、最後に「製本」を見てみましょう

印刷が完了すると、「製本」という最終工程に移ります。
製本とひとことで言っても、作業は多岐にわたります。
主なものに以下の作業があります。

・「無線綴じ」「中綴じ」などの冊子加工
・ショップカードやチラシ、名刺などのバラもの
・複写伝票
・折加工
・穴あけ・角丸加工
・ミシン加工

製品によっては、上記の作業が複数必要なものもありますが(ミシンが入っている複写伝票、本文に折加工のある冊子など)、最初に作業内容の順番を把握していないと、途中まで行ったはいいけどその後機械にかからなくなり、製品が出来上がらない事態にもなりかねません(極端な例ですが)。
先を読む力が必要になってきます。

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で、今日は「印刷」を見ていきましょう
前回は「製版」を間単に見てみましたが、今回は「印刷」です。

版が印刷工程まで来たら、実際に印刷機に版を取り付けます。
最近の印刷機では、版の一部分を差し込めば後は自動で取り付けてくれます。

カラー印刷なら、C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・BK(ブラック)の4色で構成されているので、この4色のインキをセットします(機械上部)。

ここまでくれば、後は紙をセットして印刷に入ります。

印刷された紙を高く積むと特に下のほうに荷重がかかり、汚れ等の原因になります。
絵柄や紙質を考慮して、一度に積む高さを調節します。


これでキレイな印刷が出来上がりました。ここから先は「製本」で説明することにします。

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「製版」と「CTP」
印刷物が出来上がるまでには、いくつかの工程があります。大雑把に言えば、

制作 → 製版 → 印刷 → 製本

となります。今回は「製版」を見ていこうと思います。

製版とは、制作した内容を印刷機にかけられるよう、アルミの板に焼き付ける工程です。
CTPとはcomputer to plateの略で、macなどで制作したデータを「プレートセッター」という機械を通して直接版を出力します(画像の青い板が版)。

現像機を通ると、絵柄が見える状態になります(これを印刷機にセットして印刷します)。

で、最後にオペレータが出力された版を確認(検版・ケンパンと読みます)して、OKなら次工程(印刷工程)へ渡します。

数年前までは、制作データを一度フィルム出力してそこから版を作りましたが、CTPが導入されてからはフィルム出力が姿を消し、スピードと低コストが図られました。

でもこのCTPという機械、ン千万するかなり高価なシロモノです

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断裁について
断裁機というのは、製本工程でなくてはならない設備のひとつです。印刷工程が終了し製本工程に移るのですが、まず他の機械(折り機・中綴機など)の設定にあわせて断裁し、場合によって最後の体裁仕上げをするために更に断裁機にかけたりもする、非常に重要なセクションです。


そして、断裁機というのは一度にたくさんのロットの紙を切ることができる便利な機械ですが、ボタンを押して刃が降りるのはほんの一瞬です。つまり、間違った位置で断裁の刃を降ろすと「アッ」という暇も無く、今までの苦労が水の泡になってしまいます。慎重に作業を進めなければいけません。

最後に、切り方にも少し触れておきましょう。
「化粧断ち」・・側面をキレイに仕上げる断裁のこと
「荒断ち」・・・周りの余白を残したまま断裁すること
「ナメる」・・・微調整をするために1〜数mm断裁すること

などはよく使いますね。

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印刷物に使用する画像の解像度について
今日は、画像の解像度について少し。

印刷において使用する画像の場合、解像度が300dpi〜350dpiのものが推奨されていようです(dpiとは、「ドット パー インチ」の略で、350dpiであれば1インチ幅に350個のドットで構成されていることを意味します)。

「で、この画像は350dpiだとどれくらいの大きさになるのか?」という疑問に答えなければいけないのですが、次の公式で求めることが出来ます。

一辺の画素数(px)÷印刷解像度×2.54cm(1インチの長さ)=印刷サイズの一辺(cm)


この画像の上で「右クリック」→「プロパティ」を選択すると、「画像の大きさ:800px×600px」と表示されてると思います。この数字を公式に当てはめてみましょう。


幅は、800px÷350dpi×2.54cm=約5.8cm
高さは、600px÷350dpi×2.54cm=約4.3cm

だいたい5cm角の大きさで350dpiということです。

と、ここまで書いておいて何ですが、要は印刷会社へ入稿される画像はそのデジカメでできうる最大サイズで撮影していただけるとスムーズに、かつキレイに品物が出来上がるということなんです。まさに「大は小をかねる」です。

純粋文系学生だった僕にはココまでが限界のようです。

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冊子には「ノド」「小口」があります
冊子にはいろいろな部分で用語が使われます。

背中にあたる部分を「ノド」、その逆側の開く部分を「小口(コグチ)」といいます。


この画像の冊子は、「ノド」の部分を糊で固める「無線綴じ」という方法で作られていますが、本文を開くとノドの部分の絵柄が数mm見えなくなってしまうため、印刷内容の制作段階であらかじめ注意が必要です。冊子に使う紙の厚さやページ数によっても隠れる部分の幅が変わってきます。

「ノド」の反対側を「小口」と呼びます。補足すると、この画像の冊子は左側が小口で、読むときに左から右にページをめくりますので「右開きの本」といいます。

実は当初、開いている「小口」が右側なら「右開き」、左側なら「左開き」と思い込んでました。お恥ずかしい限りです…

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今日は「特色インキの作り方」です
なんか料理番組のタイトルみたくなっちゃってますが…

特色の色を指定する際には、「DICの××番」という風に言ったりします。
印刷オペレータにその番号を伝えて印刷する事になるのですが、例えば「DIC300番・エンジ」であれば、その色を出すのに元となる複数のインキをそれぞれの配合率に沿って混ぜ合わせて作るのです(画像の3種類の他にも元となるインキはたくさんあります)。
そして配合率は通常、インキメーカーが発行している色見本帳(DICなら「カラーガイド」)に記載されています。


先ほどの「DIC300番・エンジ」なら、
 ・FG14紅 47.8%
 ・FG48黄 44.2%
 ・FG85墨 8.0%
の割合でインキを練らないといけません。

「砂糖小さじ少々」というわけにはいかないようです。

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コントロールストリップの役割
販促代行スタッフ 飴田です。

カラー印刷では、製品に影響しない余白の部分に「コントロールストリップ」なるものを一緒に印刷します(画像中央のカラフルな帯状のものがそうです。カラーパッチと呼んだりもします)。

ココに濃度測定器をあてると印刷濃度を数値化したものが表示されます。印刷オペレータはこれを確認して適正なインキ量にコントロールして印刷を進めます。言い換えれば、これが無いとインキ量がいったいどれくらい出ているか把握しづらく、結果品質に影響することがあります。

でも最終工程(製本)では切り落とされてしまう、悲しい運命なんです。

あと、写真左の半笑いしているのが僕です(汗
皆様これからも宜しくお願いいたします。

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